画像をクリックすると拡大画像が別に開きます(案内ページの画像を除く)。

差込球の特長と取扱上の注意

● 差込球の特長

CK1010-12差込球の最大の特長は、電球が切れたときなどに極めて簡単に取り替えられることです。ただしソケットの差込穴が非常に小さいのでルーペなどを使わないと作業しにくいかもしれません。

差込球専用ソケットは直径わずか2.2ミリです。このため1/12スケールや1/24スケールでシャンデリアを作ると本当のろうそく灯のように見せることができます。

 
● 差込球ソケットの種類

CK1010-17差込球ソケットには(小)と(大)があります。1/24スケールのライトを作るときは主に小(写真左)を使い、1/12スケールの場合は主に大(写真右)を使います。

ソケット(大)は茶色コードのものもあります。コードの色を目立たなくしたいときには白色コードのものより適しています。

 
● 差込球の形状

CK1010-12差込球本体の形状には炎型(写真左)とナツメ型(写真右)があります。ナツメ型の方が少し明るいです。

炎型はシャンデリアやキャンドル灯などろうそくの炎に見せたい場所に使います。ナツメ型はシェードタイプのスタンドのように電球部分が見えないライトに使うとよいでしょう。

 
● 差込球の使い方

CK1010-12差込球にはコードではなく金属線が2本ついています(写真の一番左)。

金属線をソケットの長さより少し短くカットします(写真中央)。このとき2本のうち1本を1ミリほど短くしておくとソケットに差し込みやすくなります。

また金属線を少しだけ外側に曲げておくと接触不良が起こりにくくなりますし、差し込んだ後で抜けにくくなります。

ソケットに差し込んだところです(写真の一番右)

 

● 差込球でライトを作るときの注意点

CK1010-12差込球を使ってライトを作るときの問題点は2つあります。一つはソケットをどうやって固定するかという点です。ソケットだけを固定するのは難しいので、当工房ではソケットの下部にハトメをかぶせ、ハトメごと台に接着するようにしています。

もう一つはソケットの下端から出ているコードが抜けやすいことです。このためソケットに固定するとき、ソケットだけでなくコードの付け根部分にも接着剤をまわして一緒に固定するようにします。

 
● 差込球を使ったライト作例

当工房の製品や作品です。

QT3501R

クリスマスキャンドル。炎型差込球とソケット(大)を使用。

CK1010-12

3灯燭台。炎型差込球とソケット(大)を使用。

QT2111

1/12スケール布シェードシャンデリア(5 灯)。ナツメ型差込球を使用。

QT2311

1/12スケールフローラルシャンデリア(5灯)

QT2061

1/12スケールホワイトシャンデリア(5灯)。

QT2031

1/12スケール3灯シャンデリア。シャンデリア製作講座の作例です。

CK1010-12

1/24スケール壁灯。ソケットは(小)を使用。

CK1010-12

1/24スケールの6灯シャンデリア。ソケットは(小)を使用。

 

★ このコンテンツはホームページ「ミニチュアライトの世界(mini-light.jp)」の一部です★

↓↓↓ 【詳細ノート・ライト製作】 ページ一覧 ↓↓↓

画像かタイトルをクリックするとそのページに移動(同一ウインドウ)します。

【電球とLEDについて】
QT5511
ミニチュア電球には様々な種類があります。ライト製作に最適の電球を選べるよう、電球の形状やサイズの違いについて説明します。
CK1010-12
差込球は専用のソケットに差し込んで使います。切れたときの交換が容易で見栄えも良いのですが小さいので取り付けには注意が必要です。
QT5473WW
電球色とろうそく色の発色の違いは言葉だけではわかりにくいので写真で比較しました。また同じ電球色でも色味にはかなり幅があるのでその発色比較もしました。
QT5492LEDTAPECOMPARISON
当サイトで販売しているLEDテープ灯は5種類あります。そのサイズがわかりやすいように写真で比較しました。
QT5433W
砲弾型LEDにコードをハンダ付けする手順を説明します。

 

  
【ライト製作過程と作例】
QT3051
布シェード付きフロアスタンド(1/24スケール)の製作過程を紹介します。キットでの製作方法とは異なっています。キットでの製作方法は下欄の「1/24フロアスタンドキットの使い方」を参照してください。
1/24壁灯
シリコンキャップをシェードに使った1/24スケールの壁灯です。必要な材料と製作手順を解説しています。ムーミンハウスの照明にも使えます。
QT9161
1/48スケールのDHに使っているライトや小物の製作過程を記録したものです。詳しい作り方説明書ではありませんが参考にしてください。
QT9161
1/48スケールのチェストの製作過程です。
QT9651
お気に入りのカードをライトフレーム(照明付の額)に飾ってみませんか。使用例と製作手順を紹介しています。
  
【ライト製作キット(専用キット)を使ったライトの作り方】
QT4805
1/24スケールのフロアスタンドキットを使った作り方を説明します。キットにはシェードの材料も含まれていますが、シェード製作用の型木(補助具)は別売となっています。(型木は何度でも使えます)
QT5595
1/24スケールフロアスタンドのシェードを作るときに補助具となる型木の使い方です。型木は何度でも使えるため独立したキットとなっています。型木キットには練習用のシェード材料も入っています。
QT4921
和風天井灯キット(品番QT4921)の説明書です。内容的にはパーツキットの和風天井灯とほぼ同じです。
QT4931
小行灯キット(品番QT4931)の説明書です。和室で床の間や枕元に置く小さな行灯です。 
QT4811
壁灯キット(品番QT4811)の説明書です。洋間に合う曲がりアームの壁灯を作ります。シェードを下向きにすることもできます。
QT4621
本物の薪が燃えているように見えます。囲炉裏の火にもなります。
星空ファイバーキット(品番QT4501)の説明書です。夜空に輝く20個の星を作ります。
  
【パーツキットを使ったライトの作り方】
QT5592
パーツキット(品番QT-5592)に含まれている材料・資料の一覧です。電球(12V用麦球)は10個ですがその他の材料はライト20個以上作れるぐらいの分量があります。
QT5592
プラ板、バルサ板を型紙に合わせてカットする方法、バルサ板の孔開け、電球台の作り方、布シェードのカット、しんちゅうリングの作り方など様々なライト作りに共通する技法です。
QT5592
和紙を折っただけのシンプルな行灯です。
QT5592
電球台だけのシンプルな壁灯です。
QT5592
和室に似合う天井灯です。内容的には「和風天井灯キット」のものとほぼ同じです。
QT5592
洋室や玄関ホールなどに合う天井灯です。
QT5592
欧米の住宅らしい雰囲気を出す外灯です。
QT5592
和室の室内灯にも建物の外灯にも使える壁灯です。枠を黒く塗ると洋風の建物にも合います。
QT5592
オーソドックスな形のスタンドです。シェードの作り方や取り付け方が少し難しいかもしれません。
QT5592
料亭の入口や露天風呂に置いてありそうな行灯です。
  
【その他】

(順次ご紹介していく予定です)