展示整理番号 |
OG-006 | |
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製作者 |
江原 望(埼玉県) | |
作品タイトル |
TAIAN |
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ジャンル |
シャドウボックスジオラマ | ![]() |
サイズ |
27x27x38センチ(高さx幅x奥行) |
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スケール |
32分の1 | |
製作時期 |
2006年 | |
展示開始 |
2006年5月 | |
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【管理人より】
TAIANとは奥にある茶室「胎庵」のこと。利休の茶室「待庵」をもじったものだそうです。
32分の1というスケールは、通常のドールハウスのさらに3分の1程度の大きさ(小ささ)です。実際の作品を見るとその小さいことにも驚きますが、その中でこれだけの現実感が表現されていることにもっと驚きます。
江原さんの作品の中では、明かりは情景を演出するための道具、いわば舞台装置の一つとして使われています。私はこういう作品を見るととてもうれしくなります。
ストーリーを思い浮かべながらじっくり堪能してください。
【作品の紹介(by 製作者)】
TAIAN
本社裏の細いスロープを下った私のプライベートガレージに彼女のSRがすべりこんできた。
「おつかれ、お先にいただいてるよ」
彼女は答えずにおもむろに車を洗い始めた。
何だ、機嫌悪いのかな?
「残業ご苦労様、とにかく汗流してこいよ。君の好きなビールのシャーベットもできてるよ。」
「・・・」
「よう、なに今時分洗車なんて・・・!」
あ、明日君の車で箱根行くんだったっけ
「社長っ!一人で飲んでないで手伝いなさい。」
「・・・ハイ」