展示整理番号 |
WSG-018 | |
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作品名または製品名 |
明かりのお店 |
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サイズ |
30x20x48cm(幅x奥行x高さ) |
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スケール |
約18分の1 | |
製作時期 |
2019年 |
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その他 |
この作品はシルバニアファミリー展(2019年3月東京・松屋銀座にて開催)に出品するため製作したものです。 |
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(1) 作品の正面
「明かりのお店」表側の全景です。

(2) お店側です。

(3) 角度を変えて見たところ。
(4) 続いて細部。ここがお店の入口です。
床下に配線スペースを確保するため床を4センチほど上げる必要がありました。
その高さに合わせて土台の石積みや入口の階段を作らなければならず製作は面倒でしたが、結果として作品の印象がずいぶん良くなったように思います。

(5) 右手の窓から見たところ。この窓だけは目隠しのカーテンをつけていません。

(6) 門灯

(7) 入口の階段。中段にはカンテラを置いています。下段は土台に孔を開け、その中に仕込んだLEDで照らしています。

(8) 建物のライトアップにスポットライトを使っています。


(9) お店の内部。一階が店舗、二階が工房になっています。
ライトが全体的に白っぽく写っていますがこれはカメラのホワイトバランス調整に失敗したためです。実際にはもっとオレンジ色に近い明かりです。

(10) 玄関を入ったところの明かり。
ペンダント灯と壁灯、テーブルスタンドという照明の基本3種類です。柱に取り付けたエンジェル灯はちょっと変わった個性的な明かりです。

(11) ペンダント灯。プラ板で作ったシェードに緑色の布を張り、その上にレースを被せています。
レースを被せると光り具合が優しくなるので本当は寝室あたりにつけたいライトです。

(12) 窓側の壁灯はオーソドックスなスタイルです。これは当工房の壁灯キットがベースで取付台だけ変更しました。

(13) 柱のエンジェル灯はかなり個性的で存在を主張しています。

(14) 布シェードのテーブルスタンド。

(15) 窓の外から見たところ。
窓の向こうに明かりが見えるとなぜか幸せな気持ちになったり逆にちょっと切なくなったりしませんか。
(16) フロア中央の丸テーブルにスタンド3種類。布シェードのテーブルスタンド、オイルランプ、そして手前にキャンドルスタンドです。
このテーブルはネジ止めしてあるだけです。必要なときには外して内部の配線を修理することができます。(末尾の「配線構造」参照)

(17) テーブルスタンドは作者のお気に入りです。

(18) 逆光でわかりにくいですが、天井中央からシャンデリアを下げています。
正面の窓の両脇にある壁灯は元々はシルバニアの純正パーツです。明かりがつかないタイプでしたがLEDで点灯するように改造しました。

(19) 窓際のライト。

(20) 中央の窓を外から見るとこんな感じ。
レースのカーテンで隠されてしまうとかえって中を見たくなるものです。

(21) 陳列台の下に2口コンセントを設置しています。


(22) 右側の壁面です。

(23) 壁灯は素朴な装飾のキャンドルタイプです。

(24) スタンドは細身の布シェードランプと細身のオイルランプです。
オイルランプの火屋(ほや)はジュラコンというプラスチック材料を旋盤で削り出しています。

(25) 天井を見上げるとシャンデリアと吊下げ灯があります。
シャンデリアは花を絡ませたフローラルタイプ(5灯)で、まぶしくなりすぎないよう明るさを調整しています。

(26) この吊下げ灯はおわん型。これもジュラコンを加工したものです。

(27) 少し上から見たところ。
(28) 2階の工房。
装飾は皆無で明かりも実用的なものばかりです。

(29) 作業台を照らす天井灯。

(30) 材料や仕掛品の置場です。

(31) ただ今作業中。フロアスタンド用のシェードがもうすぐ完成です。

(32) デスクの貝がらスタンドはあまり明るくありません。老眼の工房主には辛くなってきました。
LEDスタンドを追加したらこんなに明るくなりました。

【余禄 配線構造】

(33) 余禄として本作品の配線構造の一部を紹介しておきます。
土台のツマミを引くとメインの配電盤が出てきます。外側にはACアダプターの差込み口とスイッチ、内部にはヒューズと親ターミナルがあります。
親ターミナルには中継ターミナルからのコードだけを接続しています。

(34) 2階は床全体を引き出せる構造になっています。床下が重要な配線スペースになっています。
写真は床を半分だけ抜き出したところです。

(35) 床板を全部抜いたところ。床下に上下2cm位のスペースがあります。
ここに中継ターミナル(保護テープを貼ったところ)を置き、2階のライトや1階のシャンデリアなど全部で7個のライトのコードを集約しています。
ここから出ているコードは一対(2本)だけで左側の孔から土台の親ターミナルに送られています(次の写真参照)。

(36) 1階の壁の一部がダミー壁になっていて後ろの空間がコードの通り道になっています(エンジェルの右の壁)。
このダミー壁はマグネットで留めているだけなので開け閉めは簡単です。
なおこのダミー壁にはフロアスタンドのコンセント(下)とシャンデリアのスイッチ(中央)も付けています。

(38) 1階中央の丸テーブルもネジ留め式なので簡単に取り外しできます。
テーブルの下に隠してあるのはコンセントとテーブル固定用の部材です。

(37) 丸テーブルには3個のライトが載っていますが、そのコードは内部空間の中継ターミナルで一つに集約されています。
コード途中に見える白いチューブは耐熱チューブです。ライトごとに明るさ調整用の抵抗を挿入しているからその保護と発熱防止用です。
(39) ハウスをひっくり返して底板を見たところです。
四隅のネジを外すと土台内部に中継ターミナルがあり1階のライトのコードが接続されています。どのライトに不具合が生じても修理取替えが可能です。
内部もお見せしたいのですが、残念ながら見苦しいので今回はヒ・ミ・ツです。

【作品(製品)の概要】
シルバニアファミリー展の企画の一つとしてドールハウス作品の展示があり、そのために製作した作品です。
主催者から与えられた製作条件は①サイズ(幅30x奥行20センチで高さは自由)と②シルバニアの人形が入れられること(つまり1/18ぐらいのスケールにする)そして③ショップであることでした。
作品のスタイルについて。もしシルバニアの雰囲気に合わせてほしいと言われたら自分には難しいだろうと思ったのですが、スタイルは全く自由だというのでそれならやれそうな気になりました。
奮闘2ヵ月余、ドールハウスの出来は別として配線構造に関してはまあまあ満足のいくものが出来ました。
製作者としては外観もさることながら内部の配線こそ見ていただきたいと考えております。余禄として配線構造の写真を数枚追加しましたのでぜひご覧ください。