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ランプシェード型木キットの使い方

● キットの概要

このキットには1/24フロアスタンド用のシェード(シェード本体と固定用円板)を作るための補助具となる型木A・B2種類、および練習用のシェード布(A・B各2枚)と塩ビ板2枚などが入っています。

型木とシェード布はAタイプとBタイプの2種類があります。AはA同士、BはB同士でお使いください。AとBの差異はシェードの形(傾斜角)の違いだけで基本的な作り方は同じです。

この説明書ではAタイプの作り方を中心に説明しています。Aタイプが初めての方でも作りやすいからです。Bタイプについては注意が必要なところだけ説明しています(写真#11、12)。

なお本キットに入っているシェード布と塩ビ板は練習用としていますが1/24フロアスタンドキットに入っているものと全く同じです。うまく出来上がればそのまま1/24フロアスタンド用のシェード、円板として使うことができますが、まずは失敗を恐れずに練習してください。

QT5595ランプシェード型木キット【キットの材料】
説明は右欄をご覧ください。

(写真左より)
シェード型木A・B
シェード布A・B
(布は各2枚)
孔開き塩ビ板2枚
両面テープ

QT5595ランプシェード型木キット【AとBの違い】
完成時のシェードA、Bの形状です。

QT5595ランプシェード型木キット 【布の区別方法】
シェード布は上がA、下がBです。

● シェードの製作手順

QT5595ランプシェード型木キット(1) ここではAタイプの型木と布を使ってシェードを作ります。Bもやり方は同じですがやや難しいです。

QT5595ランプシェード型木キット(2) シェード布全体に曲げクセをつけておきます。こうしないと布がきれいに曲がらないことがあります。

QT5595ランプシェード型木キット(3) 曲げクセがついたら一度シェードの形に巻いてみます。布の上下端の左右の線がずれないように注意します。

QT5595ランプシェード型木キット(4) 同じ型木でも下の方で布を巻くとシェードが大きく(左)上の方だとシェードが小さく(右)なります。

QT5595ランプシェード型木キット(5) シェードの下端が型木からほんの少しはみ出るくらいが良い大きさです。

QT5595ランプシェード型木キット(6) シェード布が重なる部分の境目に鉛筆でマーキングします。

QT5595ランプシェード型木キット(7) いったん型木から外し、のりしろ3-4ミリを残して布をカットします。

QT5595ランプシェード型木キット(8) 鉛筆の線を消し、のりしろ(写真では左端)にボンドをつけます。

QT5595ランプシェード型木キット(9) 再び型木にかぶせて接着します。シェード下端の線がずれないよう慎重に作業します。

QT5595ランプシェード型木キット(10) 型木に合わせて形を整えます。ボンドが乾いたら完成です。

QT5595ランプシェード型木キット(11) 【Bタイプの失敗例】型木Bは角度があるためこのように布がズレて失敗しやすいです。

QT5595ランプシェード型木キット(12) Bタイプは布によく曲がりクセをつけ、型木にピッタリ巻きつけて形を整えます。

 

● 円板の製作手順

QT5595ランプシェード型木キット(13) 粘着テープを1センチぐらいの幅に切って型木の底に貼ります。

QT5595ランプシェード型木キット(14) 塩ビ板を貼り付けます。塩ビ板の孔がなるべく型木の中央に来るように合わせてください。

QT5595ランプシェード型木キット(15) 塩ビ板を指で押さえながら型木からはみ出した部分を少し大きめに切っていきます。

QT5595ランプシェード型木キット(16) 型木よりも1ミリぐらい大きい円になったところでいったん止めます。

QT5595ランプシェード型木キット(17) 型木につけたままの状態でシェードの下端にはめてみます。

QT5595ランプシェード型木キット(18) 微調整はサンドペーパー(キットには含まれていません)で行います。

QT5595ランプシェード型木キット(19) シェードの下端から1ミリ入るぐらいが理想的な円板の大きさです。

QT5595ランプシェード型木キット(20) 型木から外します。これがシェード固定用の円板となります。

 

 

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(順次ご紹介していく予定です)