画像をクリックすると拡大画像が別に開きます(案内ページの画像を除く)。
シリコンキャップをシェードに使った1/24スケールの壁灯です。シリコンキャップの先端をちょっと切り落として花弁のように見せるのがミソです。シリコンには耐熱性があるのですが、電球が直接当たらないようにしましょう。
使用電球は極小の炎型麦球です。使用電流が40mAなので明るすぎず1/24のスケール感を損ないません。
他の材料はさほど特殊ではありません。使い方と製作手順がわかれば同じものが手に入らなくても工夫して作れると思います。
【作例で使用した材料】(写真#1の左から。キットも販売しています。★は単品でも販売しています)
★ 12V用麦球 (CK1010-11 12V用麦球極小炎型 → 「ミニチュア電球(12V)」のページ)
︎□ 地巻きワイヤ (#28か#30くらいの太さのものを5センチ)
★ シリコンキャップ5ミリ径 (QT5563-5W → 「ライト製作用補助パーツ」のページ)
□ 真ちゅうの座金 (外径4ミリ。中心の孔を目打ちで2ミリぐらいに拡げる)
□ ウッドビーズ (外径5ミリ内径2ミリ。厚さ3ミリにカットした)
(1) 使用する材料。明細は上記の材料一覧参照。
(2) シリコンキャップを指で押しつぶすようにします。
(3) 左右のカドを少しだけ切り落とします。
(4) 切り落とした後はこんな形になります。
(5) カットしたところがこのようにV字型になっています。
(6) こんどはV字を重ねるようにしてもう一度押しつぶします。
(7) 残ったカドを切り落とします。
(8) これで4ヶ所全て切り落としました。
(9) 開くとこんな風に4弁の花びらのようになっています。
(10) 上下逆にして左右を半分に折り重ねます。
(11) 先端を少しだけカットします。
(12) 2ミリ程度の孔が開きました。
(13) 地巻きワイヤの端を2センチほど電球に巻きつけます。
(14) ゆるめに巻きつけます。電球がシェードに直接当たらないようにするためです。
(15) 電球の下にワイヤが3センチ出ますがそのうち1.5センチをコードと撚り合わせます。
(16) コードの下からシリコンキャップを通します。
(17) キャップを電球に当たるところまで通しボンドで電球とワイヤに軽く接着します。
(18) 金具を下から通しキャップ底面にボンドで接着します。
(19) ワイヤを金具の下1.5センチのところで折り曲げます。折り曲げ位置を変えるとアームの長さが変わります。
(20) ウッドビーズを通し、ワイヤの折り曲げ部分を入れて接着します。余ったワイヤはカットします。
(21) 長いウッドビーズを短くしたいときは中にツマヨウジを入れて転がしながあ切ると割れずにカットできます。
(22) アームを適当な形に曲げて完成です。
(23) 壁に5ミリの孔(右)を開けてウッドビーズを押し込めば接着しなくても止まります(左)。
(24) 点灯したところです。
準備出来次第他の1/24ライト(スタンド、フロアスタンド、天井灯)の製作例も順次公開する予定です。
★ このページのコンテンツはホームページ「ミニチュアライトの世界(mini-light.jp)」の一部です★
画像かタイトルをクリックするとそのページに移動(同一ウインドウ)します。
(順次ご紹介していく予定です)