【オープンギャラリー】 OG-004
遊園地

展示整理番号
OG-004
製作者
橋詰 伸一(神奈川県)
作品タイトル

遊園地

ジャンル

鉄道模型用ストラクチュア
(ファラー社プラモデル)

OG004
サイズ
本文参照
スケール
87分の1(HOゲージ)
製作時期

2005〜2006年

展示開始
2006年2月
その他
画像ごとの解説は作者ご自身によるものです(12をのぞく)。
 

【作品の紹介(by 製作者)】

ドイツのファラー社は鉄道模型用プラモデルのメーカーです。

駅、鉄橋、建築物から樹木まで多くの製品がありますが、そのなかに遊園地シリーズがあります。

多くはモーターで動き、オプションでライトを組み込むことができます。

明かりがあるのとないのとでは大違いで、麦球を組み込むと俄然見栄えがよくなります。

画像(1)〜(5)

140470 観覧車

サイズ
52x48x22センチ(高さx幅x奥行)
製作時期

2005年9〜11月

 

詳しくはこちらをどうぞ。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/hashizume/Talk2/Faller.htm#f2

 

OG004

(1) ライトをすべて点けた状態です

36個のゴンドラ、料金所、運転室の明かりは麦球です。

ゴンドラの色は橙、青、白、茶、緑、黄の6種で、麦球の色もこれに揃えられています。

中央のジュピターマークは点滅し、支柱は流れるように点灯します。これには専用EL照明が使われています。

ファラー社のウェブに出ている価格は、これら照明だけで2万円強もします。

OG004

(2)ゴンドラへの麦球の取り付け状態です。

ゴンドラがぶら下がったホイールが回転しても、当然ながらライトは点灯し続けます。

OG004
(3)照明の入った料金所です。
OG004
(4)同じく運転室周辺です。
OG004

(5)中央のジュピターマークと支柱です。

専用回路が付属していて、点灯パターンを切り替えることができます。

   
画像(6)〜(7)

140312 観覧車

サイズ
32.6x21.5x19.9センチ(高さx幅x奥行)
製作時期

2005年12月

 

詳しくは

http://www003.upp.so-net.ne.jp/hashizume/Talk2/Faller.htm#f3

 

(6)一回り小さな観覧車です。

支柱などの照明は省かれていますが、20個のゴンドラと料金所には麦球の照明が入っています。

OG004

(7)麦球は純正ではない無色のものを使いました。

大観覧車に比べて貧弱に見えますが、ゆらゆら揺れながら回る明かりを見ていると、不思議なことに心が安らぎます。

OG004
   
画像(8)〜(10)

140440 ブレイクダンサーズ

サイズ
13.6x25.0x24.0センチ(高さx幅x奥行)
製作時期

2006年1月

 

詳しくは
http://www003.upp.so-net.ne.jp/hashizume/Talk2/Faller.htm#f13


いわゆるメリーゴーラウンドの一種です。
この照明には直径3mm照射角が広い白色LED 12個を使いました。

 

OG004

(8)正面から見たところです。4個ずつ4組計16個のイスが2つの軸で回転しています。

手前側6個のLEDはこれらのイスを照らします。奥側6個は上向きに取り付けているので単なる飾りとなっています。

OG004

(9)横から見たところです。

LEDの取り付けは雑ですが、明るさが最高で、かつ、方向の調整がしやすいのがポイントです。手前に動いてきたイスを煌々と照らしています。

OG004
(10)手前側LEDです。
   
画像(11)

140315 回転ブランコ

サイズ
12.5x15.2センチ(高さx径)
製作時期

2005年11月

 

詳しくは

http://www003.upp.so-net.ne.jp/hashizume/Talk2/Faller.htm#f12

 

(11)写真は回っているところなので見えませんが、12個のイスがぶら下がって回転しています。

中央にはモーターと1個の麦球とが組み込んであります。

模様のついたプラスチックを通して見える明かりはなかなかすてきです。

OG004
OG004

(12)(この画像のみ管理人が解説)

橋詰さんの作品が並んでいるところです。

ラック(幅約178センチ)の上部は本物の遊園地のようですね。ラックの下にある作品もきれいにライトアップされています。

【管理人より】

橋詰さんは様々な模型と明かりの世界を楽しんでいらっしゃいます。(12)の画像の様子からすると、お部屋の一角がテーマパークになっているようですね。遊園地の模型に明かりがついて一斉に動き始めると、誰でも少年の頃に戻ってしまうのではないでしょうか。

今回はファラー社の遊園地シリーズの作品を紹介していただきましたが、橋詰さんのホームページには、他の作品もたくさん載っており、製作時のエピソードなども紹介されています。ぜひ一度ご覧ください。

私自身も、以前からドールハウス以外の模型やクラフトの中でうまく照明をする方法を考えているのですが、こういう実例を紹介していただいて大変刺激を受けました。皆さんも、そういう作品をお持ちでしたらぜひご紹介ください。

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