展示整理番号 |
OG-014 | |
---|---|---|
製作者 |
近藤 尚哉(愛知県) | |
作品タイトル |
♪ リトルジャマー用ライブハウス ♪ |
|
ジャンル
|
リトルジャマー ディスプレイボックス | |
![]() |
||
サイズ |
38x73x38センチ |
|
スケール |
約12分の1 | |
製作時期 |
2009年 |
|
展示開始 |
2009年10月 | |
その他 |
画像ごとの解説は作者ご自身によるものですが、一部管理人が補足しました。 | |
(1) 正面から見た箱。
A treasure chest とは宝箱の意味です。
(2)なんと蓋を開けるとライブハウスに変身。
スペースの有効利用と埃よけです。
(3) 登場したのはリトルジャマー。
(4) スポットライトも点灯して、いよいよ演奏開始です。
(5)2階はレストランになっています。
(6)暖炉が暖かそうでしょ。(2階は照明をあきらめていたのですが、いい感じになりました。)
(7)外はすっかり暗くなりました。ライブハウスはだんだん熱気につつまれていきます。
(8)いつの間にかこんなに星が出ていました。
(9)ステージも客席も一つに溶けあって。
(10)皆会話も忘れて聴き入っています。
(11) 夜もすっかり更けました。
ずっと聴いていたいけど、もうすぐエンディングです。
そして
(12) 今日の演奏は終了。
おっと、2階照明用のコードを抜くのを忘れないように。
ではまた明日。
【管理人より】
リトルジャマーというのはバンダイから発売されている演奏装置です。専用CDの音楽に合わせてプレイヤー(人形)が演奏の動きをする仕掛けになっています。人形のサイズが17〜18センチですから、ディスプレイ用装置を作るのはドールハウスを作る感覚に似ています。
このディスプレイボックスは近藤さんが自作されたようですが、ボックス自体の工夫が素晴らしいです。
写真だけではわかりにくいかもしれませんが、折りたたむときは、2階部分(レストラン)が手前方向に180度回転して、1階ステージ前部の歌手の頭上あたりに収まるものと思われます。つまり、収納時は2階は逆さまになってしまうのです。
それじゃあ、テーブルや椅子はどうなるのかって?
お聞きしたところ、床に固定してあるそうです。いや、驚きです。それに、どうやら2階の天井板は側壁に固定されておらず、折りたたんだときにボックスの前面のカバー(下半分)になるようです。なるほど、実によくできています。
ただ、こういう構造なので、2階部分にも照明をつけようとすると、配線がちょっと難しくなります。ドールハウスのように裏面にコードを出す方法だと、収納したときにコードが見えてしまうからです。
ご相談を受け、何度かメールのやり取りをした結果、写真(12)のようなコネクター方式に落ち着きました。写真ではコネクターが接続されていますが、使用しない時は抜いてしまうので目立ちません。(写真(1)と比較してみてください)
部屋の照明を消して、リトルジャマ—の明かりでジャズを聴きながらバーボンでも・・・。想像しただけでうらやましくなってしまう作品です。
【作品の紹介(by 製作者)】
リトルジャマーとは、音とプレイヤーの動きをリアルにシンクロさせたエンターテインメントオーディオ商品です。
ディスプレイボックス製作上のコンセプトとして、折りたたんで収納できるものにしたいと考え、このようになりました。照明は、ライブハウスの雰囲気を出すため少し暗めにしています。星についてはこのHPが大変参考になりました。