展示整理番号 |
OG-014 | |
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製作者 |
近藤 尚哉(愛知県) | |
作品タイトル |
♪ リトルジャマー用ライブハウス ♪ |
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ジャンル
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リトルジャマー ディスプレイボックス | |
サイズ |
38x73x38センチ |
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スケール |
約12分の1 | |
製作時期 |
2009年 |
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展示開始 |
2009年10月 | |
その他 |
画像ごとの解説は作者ご自身によるものですが、一部管理人が補足しました。 | |
【管理人より】
リトルジャマーというのはバンダイから発売されている演奏装置です。専用CDの音楽に合わせてプレイヤー(人形)が演奏の動きをする仕掛けになっています。人形のサイズが17〜18センチですから、ディスプレイ用装置を作るのはドールハウスを作る感覚に似ています。
このディスプレイボックスは近藤さんが自作されたようですが、ボックス自体の工夫が素晴らしいです。
写真だけではわかりにくいかもしれませんが、折りたたむときは、2階部分(レストラン)が手前方向に180度回転して、1階ステージ前部の歌手の頭上あたりに収まるものと思われます。つまり、収納時は2階は逆さまになってしまうのです。
それじゃあ、テーブルや椅子はどうなるのかって?
お聞きしたところ、床に固定してあるそうです。いや、驚きです。それに、どうやら2階の天井板は側壁に固定されておらず、折りたたんだときにボックスの前面のカバー(下半分)になるようです。なるほど、実によくできています。
ただ、こういう構造なので、2階部分にも照明をつけようとすると、配線がちょっと難しくなります。ドールハウスのように裏面にコードを出す方法だと、収納したときにコードが見えてしまうからです。
ご相談を受け、何度かメールのやり取りをした結果、写真(12)のようなコネクター方式に落ち着きました。写真ではコネクターが接続されていますが、使用しない時は抜いてしまうので目立ちません。(写真(1)と比較してみてください)
部屋の照明を消して、リトルジャマ—の明かりでジャズを聴きながらバーボンでも・・・。想像しただけでうらやましくなってしまう作品です。
【作品の紹介(by 製作者)】
リトルジャマーとは、音とプレイヤーの動きをリアルにシンクロさせたエンターテインメントオーディオ商品です。
ディスプレイボックス製作上のコンセプトとして、折りたたんで収納できるものにしたいと考え、このようになりました。照明は、ライブハウスの雰囲気を出すため少し暗めにしています。星についてはこのHPが大変参考になりました。