【工房作品展示室】 WSG-016
1/48クリスマスルーム製作過程

展示整理番号
WSG-016
作品名または製品名

1/48クリスマスルーム製作過程

 
WSG016
サイズ
9x7x7cm(高さx幅x奥行)
スケール
48分の1
製作時期

2015年

その他
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【作品(製品)の概要】

2015年に製作した48分の1スケール「Xmas Room」です。(1)〜(18)は製作過程です。

WSG016

(1) 最初に台枠を作ります。約7センチ角で高さ2.5センチです。

(左)は材料のチーク材、(右)は枠を組んで台板を貼ったところです。

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(2) 台枠の内部が配線スペースとなります。

DCジャック、スイッチ、ヒューズホルダーを設置し、配線用の銅テープを貼りました。パーツ同士を配線しておきます。

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(3) 壁は別に作ります。材料はスチレンボードと布。暖炉を置くためのスペースを空けてあります。

この壁を台板の上に固定し、ヒノキ棒で床を張りました。

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(4) 裏側から見たところ。

壁の一部が凹んでいるように見えるのは配線用のダクト(プラスチック管)を埋め込んだところです。

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(5) 暖炉を作りはめ込みます。壁の柱面と上面には化粧用のヒノキ板を貼りました。

WSG016

(6) 台枠は無地のままでは変化に乏しいので何か装飾が必要だろうと思いました。柱面の下には飾りパーツを置いてみます。

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(7) 壁の裏側もヒノキ板を貼ります。

このヒノキ板はこのように一部が外せるようになっています。ライト(壁灯とスポットライト)が故障したときでも取り替えや配線のやり直しができるようにしておくためです。

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(8) 壁上面にもう一枚ヒノキ板を重ね、回り縁の部分に飾りボーダーをつけます。これで部屋の造作そのものは終了です。

あとはライト設置と細部の作りこみをやっていきます。

(9) 壁灯を取り付け、暖炉には薪を載せます。壁灯は3Vの麦球、暖炉の中には赤色LEDが仕込んであります。

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(10) 壁灯には火屋(ほや)をかぶせました。プラスチックを削り出したものですがずいぶん壁灯らしくなりました。

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(11) 暖炉の上にキャンドル台、リースを飾ります。暖炉の上が暗くなってしまうのでスポットライトを取り付けました。

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(12) テーブルを置き、その上にスタンドを載せます。クリスマスツリーには6球のイルミネーションをつけました。

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(13) フロアスタンドとその横に安楽椅子。安楽椅子の上部には額が来る予定です。

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(14) ライト設置はこれで完成。これが最終的な配線の状態です。ライトのコードは銅テープにハンダ付けしています。

(15) 配線が見えないように色紙で隠しました。

(16) さらに細部を作りこみます。

鉢植え、じゅうたん、クリスマスカード、ケーキなどを加えます。

(17) クリスマスプレゼントの箱も忘れずに。

(18) 台枠前面にレースボーダーを貼って完成です。

(19) 点灯。1/48ですからこのように手のひらに載ります。

(20) ここからは点灯した状態です。

(21) 麦球は種類が少ないため明るさの変化がつけにくいのですが、シェードを工夫して暖炉や壁灯の明るさとのバランスを取るようにします。

(22) フロアスタンドは安楽椅子で本や新聞を読むための明かりです。

(23) スポットライトのおかげで暖炉の上が暗くならずにすみました。壁灯はまだちょっと明るすぎるかもしれません。

(24) 真上から見たところ。

(25) プレゼント用のクリヤケースに入れたところ。ホコリよけを兼ねています。

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